子どもの部活シーズン到来!
シャワー回数激増で見直すべき『お湯まわり』家計術
☞ 子どもの部活が本格化する時期になると、帰宅後のシャワー回数が増え、「最近、ガス代や電気代が高い気がする」と感じるご家庭も多いのではないでしょうか。
とくに、家族それぞれのタイミングで入浴するご家庭では、お湯の使い方が少し変わるだけでも、シャワー代や水道代、ガス代といった光熱費に影響が出やすくなります。
実は家庭のエネルギー消費の中でも、「お湯」にかかるコストは大きな割合を占めています。そのため、シャワー回数が増えるだけでも、気づかないうちに家計への負担が増えていることがあります。
⇒ この記事では、シャワー回数が増えたときにお湯代が上がりやすい理由、今日からできる節約の工夫、使い方だけでは改善しにくい場合の見直しポイントまで、生活者目線でわかりやすく整理します。
監修者
ダスキン給湯器テクニカルアドバイザー 河津勇司
給湯器交換企業にてガス給湯器取り付け作業を担当
これまでに施工経験数3000以上を実施。個人事業を立ち上げ、給湯器取り付け経験を積む。
現在は株式会社ダスキンにて給湯器施工及び後輩育成に従事。
住まいの衛生管理、害虫対策、防犯・安全対策など、暮らしの困りごとに関するサービス開発・品質管理を担当。生活者が安心して住まいを整えられるよう、公的機関・メーカー等の公開情報も参考にしながら、実用的な情報発信を行っています。
目次
子どもの部活シーズンに「お湯代」が上がりやすい理由
シャワー回数が増えると、水道代とガス代の両方に影響する
☞ 部活や習い事が増える時期は、1日に2回以上シャワーを使うケースも少なくありません。
一般的に、10分程度のシャワーで使用するお湯は約80〜120L程度とされています(機種や水圧によって変動します)。この回数が増えると、使用する水量だけでなく「お湯を温めるためのエネルギー」も増えやすくなります。
つまり、シャワー回数や時間が増えるほど、水道代とガス代(または電気代)の両方に影響が出やすくなるという構造です。
なぜ「お湯」はコストが高くなりやすいのか
☞ 水をそのまま使う場合と違い、お湯は加熱するためのエネルギーが必要です。
公的機関の公開データでは、家庭のエネルギー消費の中で給湯が一定の割合を占めるとされおり(年度・地域・住宅条件により異なります)、冷暖房と並ぶ大きな割合を占めるとされています。
そのため、お湯の使い方を見直すことは、光熱費全体の見直しにもつながる重要なポイントになります。
まず見直したい、お湯まわりの節約ポイント
シャワー時間を少しだけ短くする
☞ もっとも取り組みやすいのが、シャワー時間の見直しです。1回あたりの時間を少し短くするだけでも、水の使用量と、お湯をつくるためのエネルギーの両方を抑えやすくなります。
ただ、「早く済ませる」と意識するだけでは続きにくいものです。実際には、髪を洗っている間や体を洗っている間に出しっぱなしにしないだけでも違いが出ます。
たとえば、次のような工夫があります。
・ シャワーを流しっぱなしにしない
・ 家族で使用時間の目安を決める
・ 必要なときだけ流すよう意識する
・ タイマーや声かけで使いすぎを防ぐ
⇒ 無理に我慢するのではなく、「使い方を少し整える」ことが、続けやすい節約につながります。
設定温度を無理のない範囲で見直す
☞ お湯代を左右するのは、使用量だけではありません。何度まで温めるかによっても、必要なエネルギーは変わります。
一般的な目安として
・ 夏:37〜39℃程度
・ 冬:40〜42℃程度
とされています。
⇒ いつも高めに設定している場合は、無理のない範囲で1〜2℃見直すだけでも、給湯に必要なエネルギーを抑えやすくなります。
ただし、快適さや体調を優先することも大切です。「必要以上に高い設定になっていないか」を確認することがポイントです。
家族の入浴タイミングを近づける
☞ 部活や仕事で家族の帰宅時間がずれると、入浴時間もばらばらになりがちです。
その結果、
・ 追い焚きの回数が増える
・ お湯を出しっぱなしにする時間が増える
といったロスが発生しやすくなります。
もちろん、生活リズムを完全にそろえるのは難しいですが、
・ 休日だけ時間を近づける
・ 最後の人まで間が空く日は浴槽にふたをする
といった工夫でも効果が期待できます。
節水シャワーヘッドを活用する
☞ 節水タイプのシャワーヘッドは、水量を抑えながらも使用感を保つ設計になっています。
製品によっては、使用条件や測定方法により節水効果が報告されているものもあります(水量・水圧・使用環境により異なります)。水道代やガス代への影響はご家庭の使用状況によって変わります。
ただし、すべての製品で同じ効果が得られるわけではありません。浴び心地や水圧感には違いがあり、給湯器との相性によっては「お湯が出にくい」と感じるケースもあります。
⇒ 購入前には、対応条件や使い勝手を確認しておくと安心です。
使い方だけでは改善しにくいときのチェックポイント
☞ 「時間も短くした」「温度も見直した」「節水も意識している」。それでもお湯代が高いと感じる場合は、使い方以外の要因も考える必要があります。
たとえば、次のようなポイントです。
・ 給湯器の使用年数が長い
・ お湯になるまで時間がかかる
・ 温度が安定しない
・ シャワーが急にぬるくなる
・ 異音や異臭がある
こうした場合は、使い方の問題だけでなく、設備の状態確認も検討することが大切です。
今日からできる、家族で続けやすい見直しの順番
☞ お湯代を見直すときは、いきなり大きな対策をするよりも、続けやすいことから始めるのがおすすめです。
まずは次の3つから取り組みましょう。
・ シャワー時間を少し短くする
・ 設定温度を見直す
・ 入浴タイミングを近づける
この3つは、今日から無理なく始められます。
⇒ まずは「使い方の見直し」を行い、それでも変化が少ない場合は「設備の状態確認」を検討する、という順番で考えると無理なく判断できます。
よくある質問
Q シャワーとお風呂はどちらが節約になりますか
A 短時間のシャワーであれば節約になりやすいですが、長時間使うと浴槽と同程度以上になることもあります。人数や使用時間によって変わるため、家庭の使い方に合わせて判断することが大切です。
Q 節水シャワーヘッドは本当に効果がありますか
A 製品によって差はありますが、節水効果が期待できるタイプもあります。使い心地や給湯器との相性も確認して選びましょう。
Q お湯の温度はどのくらい見直せばよいですか
A 無理のない範囲で1〜2℃程度の見直しから始めるのがおすすめです。
Q 節約してもお湯代が高いときは何を確認すべきですか
A 使用量だけでなく、給湯器の年数や状態、入浴のタイミングなども確認しましょう。
まとめ
☞ 子どもの部活シーズンは、シャワー回数や使用量が増えやすく、家計への影響も出やすい時期です。
ただし、
・ シャワー時間
・ 設定温度
・ 入浴のタイミング
この3つを見直すだけでも、お湯まわりの使い方は大きく変わります。
それでもお湯代が気になる場合や、給湯器の使用年数が長い場合は、設備の状態確認もひとつの選択肢です。無理に交換を急ぐ必要はありませんが、気になる点があれば早めに相談できる環境を持っておくと安心です。
⇒ 日々使うものだからこそ、「節約」と「安心」の両方を意識しながら、無理のない見直しを進めていきましょう。
この記事は、ダスキン ハウスメンテナンス開発室のサービス方針および公的機関・メーカー等の公開情報をもとに、生活者目線で編集しています。
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監修者
ダスキン給湯器テクニカルアドバイザー 河津勇司
給湯器交換企業にてガス給湯器取り付け作業を担当
これまでに施工経験数3000以上を実施。個人事業を立ち上げ、給湯器取り付け経験を積む。
現在は株式会社ダスキンにて給湯器施工及び後輩育成に従事。





